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国土交通省、10月分 の「主要建設資材月別需要予測」発表

 国土交通省は7日、建設活動の円滑な実施を図ることを目的に毎月行なっている「主要建設資材月別需要予測」の10月分について、以下の通り発表した。

【セメント、生コンクリート】
 民間建築物の着工床面積が低調に推移していることから、セメントの需要量は630万トン(前年同月比▲4.1%、10ヵ月連続のマイナス)、生コンクリートの需要量は1,275万立方メートル(同▲6.5%、13ヵ月連続のマイナス)と予測される。

【木材】
 持家着工は依然低調に推移し、住宅全体の着工も低水準のため、需要量は137.5万立方メートル(同▲10.4%、23ヵ月連続のマイナス)と予測される。

【普通鋼鋼材、形鋼、小形棒鋼】
 民間非居住建築物の着工床面積が6ヵ月連続で対前年同月比マイナス、民間住宅についても対前年同月比がマイナスとなったため、民間建築工事で需要割合の大きい鋼材類の需要量はいずれも前年同月より減少すると予測される。
 普通鋼鋼材は235万トン(同▲9.1%、4ヵ月連続のマイナス)、形鋼は54万トン(同▲16.9%、4ヵ月連続のマイナス)、小形棒鋼96万トン(同▲4.0%、5ヵ月連続のマイナス)と予測される。

【アスファルト】
 公共工事の受注額が5ヵ月ぶりに対前年同月比増となっていることから、公共工事での需要割合の大きいアスファルトは33.5万トン(前年同月比1.5%増、5ヵ月ぶりにプラス)と予測される。


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