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「第18回住まいのリフォームコンクール」入賞作品決定

 (財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは7日、「第18回住まいのリフォームコンクール」の審査結果を発表した。

 同コンクールは、全国各地で施工された優秀なリフォームの事例・施工者を表彰し紹介することで、リフォームの水準向上や普及・促進を図ることを目的に昭和60年度より毎年行なわれているもの。18回目となる今回は、5月の募集開始から7月2日の締め切りまでに528点の応募作品が寄せられた。
 審査は7月23日に「第18回住まいのリフォームコンクール審査委員会」により行なわれ、「国土交通大臣賞」に(株)東急アメニックス+尾崎久純氏設計、(株)東急アメニックス施工の兵庫県神戸市垂水区の物件、「住宅金融公庫総裁賞」に金子産商(株)設計・施工の神奈川県川崎市川崎区の物件、(財)住宅リフォーム・紛争処理センター理事長賞に三井デザインテック(株)設計・施工の東京都杉並区の物件のほか、特別賞1件、部門最優秀賞3件、部門優秀賞30件の賞が決定した。審査委員長の小原二郎氏は総評として、「技術レベルは年を追って向上してきているものの、群を抜いて突出したものが見当たりにくい傾向が続き、平均化している」と述べている。

 なお、国土交通大臣賞の表彰は、10月4日の住宅月間中央イベント記念式典(名古屋市中小企業振興会館)で行われ、その他の賞ついては同日、「ホテルサンルート名古屋」で表彰式がとり行なわれる。また、入賞作品をはじめ優秀作品は10月4日から7日までの間、住宅月間中央イベント会場で展示されるほか、全国各地で開催される住宅関連フェア等で展示される予定。


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