積水化学工業（株）は19日、全国10の住宅生産工場において、大手住宅メーカー初の全生産工場ゼロエミッションを達成したと発表した。
同社のゼロエミッション活動は、1992年の外部委託処理量を半減させるプロジェクト「ウエイスト50活動」に始まり、1ユニットあたり34キログラムあった廃棄物を1997年には15キログラムまで減少させた。次のステップとして2年前からゼロエミッション活動をスタート、2001年3月には同2.3キログラムまでの削減に成功、今回東日本セキスイ工業（株）の達成をもって全生産工場ゼロエミッションに至った。
同社では、今回達成した「廃棄物のリサイクル率100％、埋立ゼロ・外部単純焼却ゼロ」に引き続き、「リサイクル率の分母となる総廃棄物量自体の削減」、新築建築現場でのゼロエミッション達成をめざし、取り組んでいくとしている。