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東急不動産、リゾート運営子会社11社を統合、新会社を設立

 東急不動産(株)は、リゾート運営子会社11社を統合し、10月1日付けでリゾート総合運営会社「(株)東急リゾートサービス」(東京都渋谷区、取締役社長砺波清一氏、資本金1億円)を設立する。

 今回の組織体制の変更は、リゾート事業における経営資源の集約と効率的な運営体制の構築を図り、既存施設運営損益の最大化、経営効率の向上によるコスト削減、新たな収益源の開拓が目的。
 新会社では、これまで地域単位、施設単位であった各リゾート事業を統合することで、運営の効率化・サービスの向上を図るほか、同社以外のリゾート施設の運営受託などの事業も展開していく。事業計画としては、2004年度の売上高364億円、粗利益31億円まで拡大する予定で、厳しい事業環境下にあっても顧客から選ばれる質の高いサービスを提供し続けることのできるリゾート運営のプロ集団「国内NO.1のリゾート総合運営会社」をめざしていく。
 なお今回の統合により、同社のリゾート事業本部内の「リゾート営業部」を同日付けで廃止、同部で行なっていたリゾート施設運営などの企画・販促機能を新会社に移管する。また、同事業部内に「リゾート販売部」を新設し、今後同社では、新規リゾート施設の稀核開発・販売計画立案を中心に展開していくとしている。


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