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東急コミュニティー、障害者対象施設の総合管理業務を受託

「ビッグ・アイ」全景

 (株)東急コミュニティーは、厚生労働省所有の「国際障害者交流センター(愛称 ビッグ・アイ)」の総合管理業務を受託、すでに今年8月1日より施設運営を行なっている。

 同施設は、大阪府堺市に設けられた福祉のまちづくりモデル地区「泉ヶ丘」に、「国連・障害者の十年」記念事業の一環として、障害者の社会参加の推進を目的に建設されたもので、地上3階地下1階からなる館内には、多目的ホール、研修室、宿泊室、レストランなどが備えられてる。
 これまでホテルなどさまざまな施設の運営を行なってきた同社だが、障害者対象施設の運営は初めての試み。運営スタッフには、一部ホームヘルパー2級の有資格者を配置するなどの配慮を施すとともに、障害者の登用なども図っていく方針。
 なお今回の管理受託は、運営母体である(財)大阪府地域福祉推進財団による提案募集において、同社が提案した管理企画が14社の中から採用されたことによるもので、契約期間は平成13年8月1日より翌年3月31日までとしているが、すでに平成16年3月31日までの継続が決定している。


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