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積水ハウス、メゾネット型賃貸住宅を新発売

 積水ハウス(株)は26日、メゾネット型のテラスハウス「ディアス・パルモ」を3月1日より発売すると発表した。

 すでに同社では、永住型賃貸層の増加を受け、高級賃貸住宅「シャーメゾン」シリーズとして、都市型高級テラスハウス「ベータ・ラボ」、郊外型高級2階建てテラスハウス「グランパリエ」を販売しており、今後メゾネット型テラスハウスの本格的な拡販に乗り出すべく、ミドルクラスのテラスハウスである同商品を上市する。
 庭と一体化した豊かな暮らしが営める住まいを実現する商品として開発された同商品は、リビング階段を中心としたオープンプランニングによりゆったりとした空間を確保、併せてすべてのモデルプランにウォークインクローゼットもしくは納戸を設置するなど収納スペースも充実させているのが特徴。基本性能についても、耐震性の高い「ユニバーサルフレームシステム」や遮音性に優れた2階床の採用など、同社の鉄骨戸建て住宅と同等レベルとしている。
 価格は、3.3平方メートル当たり36万円からで、同社では、上質ながらも普及型のテラスハウスとしてコストパフォーマンスに優れた商品としている。また、同社グループ会社による家賃保証システム「一括借上システム」を用意し、オーナーの安定経営をバックアップする。
 なお、発売地域は北海道、沖縄を除く全国で、月50棟の販売をめざす。

 また同日、3月1日より同社の賃貸住宅シリーズ「シャーメゾン」に、暮らしの付加価値を高める生活ソフト提案の新システム「LIM’S」(ライムズ=ライフスタイルメニュー・セレクション)を導入すると発表。
 「LIM’S」は、永住型賃貸層のこだわりニーズに対応した生活セレクトプラン。「コミュニケーションキッチンセレクション」「専用庭活用セレクション」「ペット共生セレクション」「セキュリティー対応セレクション」「ユニバーサルデザインプラスセレクション」といった、戸建てや分譲マンションレベルの8つのセレクションプランを用意している。
 同サービスは、「シャーメゾン」シリーズの全商品で導入、展開していくもので、コスト面でも、オリジナル部材や、セレクトプランのパッケージ化によるコストパフォーマンスの高い高付加価値型賃貸住宅の提案を実現。同社では、住空間を提供するだけというイメージの強かった賃貸物件において、他商品と差別化を図り、オーナーにとっても安定した賃貸経営と高い資産価値を提供できるサービスとしている。


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