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東日本レインズ、8月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は10日、首都圏における2002年8月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると中古マンションの成約件数は1,670件(前年同月比7.46%増)と3ヵ月ぶりに前年同月比で増加、新規登録物件数についても6,097件(同5.56%増)と5ヵ月ぶりに増加となった。また成約物件平均価格は1,955万円(同1.05%増)と前年比では3ヵ月連続の増加となったものの、前月比では▲2.29%となり、再び2,000万円台を割り込んだ。成約物件1平方メートル当たりの単価は30.87万円(同▲0.31%)となった。
 戸建住宅の成約件数は725件(同2.98%増)で、2ヵ月連続の増加。新規登録物件数は4,398件(同▲5.17%)で、6ヵ月連続で前年同月を下回っている。成約物件平均価格は3,390万円(同▲4.80%)、新規登録物件の平均価格は4,249万円(同▲1.10%)となった。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は249件(同14.22%増)となり、5ヵ月連続の増加。成約物件の平均価格は3,023万円(同▲6.85%)となり、前月比で▲1.61%と再びマイナスとなったものの、3,000万円台を維持した。新規登録件数は1,746件(同0.87%)となった。


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