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三菱地所、執行役員制度を導入

 三菱地所(株)は20日、同社取締役会において4月1日付けで執行役員制度を導入することを決定。

 執行役員制度の導入により、経営・監督機能を担う取締役と業務執行機能を担う執行役員とを区分。そのため新制度での代表取締役は高木社長以下6名で、福澤会長を含む3名の代表取締役は取締役となる。同社では、執行役員制度導入により取締役の人数削減、および最高決議機関としての取締役会の活性化を図る考え。また、「経営戦略委員会」の新設、意思決定の透明性確保を目的に社外の有識者らで構成する「アドバイザリーボード」も設置する。
 なお、新代表取締役に宮本照武氏が就任。4月1日付けで、取締役兼専務執行役員資産開発事業本部長となる。また、取締役会長の福澤武氏、同副社長の馬場浩氏、専務取締役の島田勝久氏は、4月1日付けで代表取締役ではなくなる。

 また、同日付けで、「資産開発事業本部」「賃貸住宅事業室」「内部監査室」を新設。また、企画本部と管理本部を「企画管理本部」として統合するほか、ビル管理営繕工事部を「ビル管理部」に名称変更するなどの組織改正を実施する。なお、これに伴い同日付けで行なう人事異動についても本日発表した。


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