不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

阪急電鉄、REIT事業参入へ向け資産運用会社設立

 阪急電鉄(株)は24日、不動産投資信託(REIT)事業参画を前提に、同社100%出資による資産運用会社「阪急リート投信(株)」を設立したと発表した。

 REIT事業への参画によって、同社グループのコア事業である不動産事業の地盤強化と不動産ビジネスの事業領域拡大ならびにアセットマネジメント・プロパティマネジメント・不動産仲介によるビジネス拡大等を図る。

 今後は、阪急リート投信による投資委託業の認可等を取得、投資法人の設立を経て、同社への資産運用委託、当該投資法人の証券取引所上場をめざす。

 また、阪急電鉄グループとしては、自社所有または運営する賃貸収益物件のうち、今後、検討される投資法人のコンセプトや外部成長戦略にふさわしい物件の拠出を検討していくとしている。

 新会社は、本店を大阪市北区におき、資本金は1億円、代表者には山川峯夫氏が就任。設立日は、2004年3月15日。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら