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積水ハウス、積和不動産各社を完全子会社化

 積水ハウス(株)は6日、同社グループの積和不動産6社(積和不動産(株)、積和不動産関西(株)、積和不動産中部(株)、積和不動産中国(株)、積和不動産九州(株)、積和不動産東北(株))を、株式交換により、2005年2月1日付で完全子会社化すると発表した。

 今回の経営統合は、積和不動産各社を独立会社とすることにより、各社が地域特性を生かした独自性を保ちながら、グループ構成会社としてのさらなる相乗効果向上をめざしたもの。同社の普通株式を各社の普通株式1株に対し、積和不動産は1.26株、積和不動産関西は0.47株、積和不動産中部は0.63株、積和不動産中国は0.69株、積和不動産九州は0.61株、積和不動産東北は620株割当交付する。

 これにより、積和不動産各社は今後、各々の期間損益に拘泥せずに将来に向けた最適投資を行なうことができるとともに、中長期的なグループ発展により重要な地位を占めることとなる。また、各社の情報網がグループ全体で有効活用されることで、「賃貸物件の一括借り上げ保証」および「賃貸物件管理」の各システムと、シャーメゾン(賃貸住宅)事業との連携がいっそう容易となることが見込まれている。
 12月下旬に積和不動産各社で株式交換契約書承認株主総会が行なわれた後、2005年2月1日に株式交換を行なう予定。


 なお併せて同社では、リフォーム事業の分社化についても発表。
 リフォーム事業強化に際し、同社の主力事業である住宅請負事業とは収益構造が異なるため、独立した経営体制を構築する必要があると判断した。分社化にあたっては、会社分割後も経営権を維持すべく、同社を分割会社とし100%子会社である積水ハウスリフォーム(株)を承継会社とする分社型簡易吸収分割方式を採用する。
 12月上旬に分割契約書承認取締役会、分割契約書の調印を行ない、2005年2月1日を期日に分割、同日分割登記を行なう予定。


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