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アットホーム、2005年2月の売物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社のネットワークにおける首都圏2005年2月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが2,141件(前年同月比▲0.4%)となり、8ヵ月連続のマイナス。一方、新築戸建は11,687件(同55.8%増)となり6ヵ月連続で1万件超を記録し、27ヵ月連続のプラスとなった。また、中古戸建は1,508件(同▲3.9%)とマイナス、居住用土地は2,929件(同▲12.9%)で12ヵ月連続のマイナスであった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たりでは32.60万円(同▲5.1%)で2ヵ月連続のマイナス、1戸当たりでも2,026万円(同▲6.5%)と2ヵ月連続のマイナスとなった。新築戸建についても1戸当たり3,302万円(同▲5.8%)で50ヵ月連続のマイナスとなり、中古戸建も3,129万円(同▲3.5%)と2ヵ月連続のマイナスとなった。居住用土地は1平方メートル当たり19.84万円(同2.0%上昇)。

 首都圏平均の物件成約数は、中古マンションが309件(同▲24.4%)で8ヵ月連続のマイナスであった。一方、新築戸建は過去最高の2,481件(同12.4%増)と、22ヶ月連続のプラスとなった。中古戸建については426件(同▲10.7%)と14ヵ月連続のマイナスであった。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり30.38万円(同▲4.3%)で5ヵ月ぶりにマイナス、1戸当たりでは1,816万円(同▲5.1%)で再び2,000万円を割り込んだ。新築戸建については1戸当たり3,438万円(同▲2.3%)で23ヵ月連続のマイナス、中古戸建は1戸当たり2,916万円(同12.1%増)と、2ヵ月連続のプラスとなった。


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