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アットホーム、2005年の売物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は22日、首都圏における2005年1年間の売物件市場動向を発表した。

 同社への2005年1年間の売物件登録数は、中古マンションは24,864件で前年比10.3%増、新築戸建ては144,039件で同26.4%増となった。
 また、中古戸建てが同3.9%増の17,745件で8年ぶりのプラスとなった。土地については34,000件、同▲2.4%と4年連続の減少を示した。

 首都圏年平均の中古マンション登録価格は、1平方メートル当たり32.15万円(前年比▲5.4%)、1戸当たりの首都圏年平均価格は1,967万円(同▲6.2%)であった。

 居住用土地登録価格の首都圏年平均は、1平方メートル当たり20.30万円(同11.2%増)。

 中古マンションの物件成約数は7、882件、前年比▲1.1%と6年連続のマイナスとなった。価格帯別に見ると、1,000万円台の物件で全体の4割以上を占めている。

 新築戸建ての成約数は25,950件、同9.1%増と6年連続で増加し過去最高。しかし一方で、中古戸建ては4,856件(同▲8.5%)となった。

 また首都圏年平均の物件成約価格は、中古マンションが1平方メートルあたり31.69万円。前年比▲1.1%で4年ぶりにマイナス、1戸あたりについても1,887万円で同▲1.2%と、2年連続の下落となった。

 戸建て住宅の1戸あたりの首都圏年平均物件成約価格は、新築3,419万円(同▲2.0%)と8年連続の減少。一方、中古については2,856万円(同3.0%増)と、再びプラスに転じた。


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