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単体5期連続で経常利益100億円を突破/藤和不06年3月期決算

 藤和不動産(株)は18日、2006年3月期(2005年4月1日~2006年3月31日)連結決算を発表した。

 連結売上高は1,501億500万円(前期比▲27.2%)、営業利益164億2,100万円(同▲8.1%)、経常利益126億3,200万円(同▲19.0%)、当期純利益132億7,900万円となった。
 単体売上高は1,405億9,600万円(前期比▲9.0%)、営業利益149億7,000万円(同▲14.0%)、経常利益114億4,200万円(同▲5.5%)、当期純利益117億9,700万円となり、単体では、5期連続で経常利益100億円以上を確保した。

 セグメント別には、不動産販売事業は、40年間マンション分譲事業で培ってきた実績とノウハウをもとに、「すべては、お客さまの笑顔のために。」をマンションづくりの姿勢とし、製版一体をビジネスモデルとした事業を展開した結果、売上高1,368億900万円(前期比▲15.6%)、営業利益139億5,000万円(同26.4%増)。マンション売上戸数は、4,229戸(同204戸減)となった。
 仲介事業は、取引価格の高い物件や不動産収益物件の成約が増加するなど好調に推移し、売上高45億5,300万円(前期比10.6%増)、営業利益15億2,800万円(同▲32.6%)、となった。

 次期見通しは、連結は売上高1,490億円、経常利益110億円、当期純利益100億円。単体は売上高1,400億円、経常利益100億円、当期純利益94億円を見込む。


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