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エルシーピー投資法人が東証に上場/JREIT33銘柄目

 エルシーピー投資法人(東京都中央区、執行役員:宮崎俊司氏)は23日、33番目のJREITとして、東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。

 同投資法人は、The LCP Group、極東証券(株)、ゼクス不動産投資顧問(株)、日神不動産(株)などが出資する運用会社、エルシーピー・リート・アドバイザーズ(株)(東京都中央区、代表取締役社長:宮崎俊司氏)により、2005年9月20日に設立された。

 発行投資口数は5万9,000口、公募価格は1口当たり46万円。住居系不動産およびシニア物件(高齢者向け居住施設)を主な投資対象とし、その他用途についても分散投資していく方針で、同日、目論見書に記載した取得予定33物件のうち、「ピュアシティ六本木」(東京都港区)、「上野フジタエステート1」(東京都台東区)など16物件を取得した。取得価格の総額は239億4,000万円。

 なお、2006年8月期(05年9月20日~06年8月31日)業績は、営業収益9億3,500万円、経常利益は3億5,100万円、純利益は3億3,900万円、1口当たり分配金5,549円を予想。また、07年2月期(06年9月1日~07年2月28日)業績は、営業収益17億1,000万円、経常利益7億5,100万円、純利益は7億5,000万円、1口当たり分配金1万2,287円を見込んでいる。

 上場初日の始値(初値)は44万1,000円で、その後44万6,000円の高値をつけたが、終値は42万5,000円となり、公募割れでのスタートとなった。


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