三菱地所(株）は9月1日、丸の内・大手町・有楽町などで運営するビルを対象とした総合防災訓練を実施する。
同訓練は、三菱地所の前身である三菱合資会社地所部が、関東大震災時に行なった救護活動を契機として、震災から3年後の1926年から毎年9月1日に実施しているもの。当日は早朝から、非常組織訓練、非常用資機材作動習熟訓練、地域協力会派遣訓練などの訓練を実施する。
なお、同社は、独自の災害対策要綱を策定。非常組織体制の確立、非常用資材の強化、約13万食の食糧備蓄など、ハード・ソフト両面における災害対策を講じている。