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都心5区大型ビル平均賃料377円上昇/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画(東京都港区、社長:中村郁文氏)はこのほど、2006年7月度の全国4大都市圏(東京・神奈川、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアのオフィスビルに関する市況をまとめた「LEASING REPORT 2006年9月号」を発表した。06年7月1日~7月31日までの期間、テナント募集を行なった合計1万1,597棟(東京・神奈川エリア6,020棟)のオフィスビルを対象とした調査。

 都内主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大型ビルの平均賃料は、坪単価2万4,719円と前月比で377円上がり、平均空室率は2.79%と同0.17ポイント低下した。
 都内主要5区における大型ビルの平均募集賃料は、引き続き上昇している。平均空室率は、前月度調査では大型ビルの募集が増えた結果やや上昇したものの、全体的には依然として低下傾向にある。7月には、中央区で前月比1.50ポイント空室率が低下した。テナントが新築大型ビルに移転したことにより生じていた空室が成約に至ってきていることなどが要因。

 その他主要エリアのオフィス市況についての詳細は、ホームページ「ビルNAVI」(http://www.birunavi.com/market/)で公開している。


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