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大和ハウス、戸建住宅の新ブランド「xevo(ジーヴォ)」誕生

同社代表取締役社長・村上健治氏
新商品「xevo(ジーヴォ)」ロゴ

 大和ハウス工業(株)は、同社戸建住宅商品の9割以上を占める、軽量鉄骨造戸建住宅の新工法を25年ぶりに開発。9月1日より新ブランド「xevo(ジーヴォ)」として、発売を開始すると発表した。

 「xevo」の商品コンセプトは「つながり」。「人」「自然」「街」とのつながりを大切しながら、美しい環境を「次世代」へとつなげていく住まいを提案している。

 商品特長は、通気層、二重止水により防露性の向上させる、独自のオリジナル外壁システム「外張り断熱通気外壁」を標準装備。また、長期間美観を維持する外壁塗装「XEコート(ジーコート)」も標準採用。さらに、省エネ効果の高い「太陽光発電システム」も取り入れている。
 高性能仕様を採用することにより、ラインニングコスト、メンテナンスコストなど、住宅を建てた後で発生するライフサイクルコストを低減している。

 また、耐力壁の強度を、既存の工法と比べ約1.3倍に引き上げ、住宅全体に必要な耐力壁の数を削減することが可能となった。内柱の位置についても自由度が増し、強度を維持したまま、大空間や大開口の設定を実現した。

 なお、同社では、6月22日から29日の8日間にわたり、新工法で建築した耐震住宅、制震住宅2棟について、実大三次元震動実験を行なった。その結果、応答変位で業界1位、その他の性能値でも業界最高水準の成果を実証している(同社調べ)。

 会見で同社代表取締役社長・村上健治氏は「住生活基本法が施行され、後世のストックになるような、誰でも安心・安全に暮らせる、環境に優しい住宅が求められている。『xevo』は、弊社の今後の重要な戦略商品として位置付けている」と話した。

 販売価格は、3.3平方メートル当たり49万円台~(税込み)。販売地域は北海道・沖縄を除く全国。販売目標は、2006年度で4,800戸、2007年度で1万2,000戸としている。


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