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首都圏賃貸マンション成約数、全エリアで減少/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、首都圏における2006年10月の賃貸物件市場動向を発表した。

 同社への賃貸物件登録数は、居住用で5万2,886件(前年同月比▲6.5%)と5ヵ月連続のマイナス。事業用は5,093件(同▲12.6%)であり、33ヵ月連続のマイナスとなった。

 1平方メートル当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,570円(前年同月比▲2.3%、前月比▲2.7%)、アパートが2,010円(同▲2.0%、同変動なし)。
 1戸当たり登録賃料は、マンションが10万1,800円(同▲3.1%、同▲5.3%)、アパートが6万2,200円(同▲1.7%、同変動なし)となった。

 居住用賃貸物件成約数は9,224件(前年同月比▲14.3%)と大幅に下落。エリア別には、東京23区3,896件(同▲19.0%)、東京都下892件(同▲6.2%)、千葉県563件(同▲11.5%)、神奈川県2,912件(同▲13.0%)、埼玉県961件(同▲6.0%)と全地域で下落した。

 成約平均面積はマンションが38.86平方メートル(同1.6%増)、アパートが31.83平方メートル(同1.2%増)。
 1平方メートル当たり成約賃料は、マンションが2,590円(前年同月比▲0.4%、前月比1.2%増)、アパートが2,050円(同▲1.4%、同変動なし)。
 1戸当たり成約賃料は、マンションが10万700円(同▲1.9%、同0.8%増)、アパートが6万5,300円(同▲0.3%、同▲0.6%)であった。


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