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最も多い工事内容は、「床・壁・天井・開口部等工事」/建設物価調査会

 (財)建設物価調査会は8日、「建築物リフォーム・リニューアル受注調査報告(2006年10~12月分)」を発表した。
 同調査は、(社)全国建設業協会の会員のうち、建築工事が約4割以上を占める業者を母集団とし、同集団に対し全数調査を行なったもの。今回は母集団3,965業者のうち745業者から回答を得た(回収率は18.8%)。

 元請・下請工事の総受注工事額は2,472億円で、うち元請工事は97.3%(前年同期1.1%増)の2,406億円、下請工事は2.7%(同▲1.1%)の66億円。

 工事件数における建物用途別内訳は、戸建住宅が24.4%(同▲5.0%)、工場・倉庫15.2%(2.0%増)、事務所14.7%(2.6%増)。
 最も多い工事内容は、「床・壁・天井・開口部等工事」(1,564件)、次いで「外壁工事」(1,035件)、「間取り・間仕切り工事」(949件)。これを建物用途別にみると、戸建住宅において多い工事内容は、「床・壁・天井・開口部等工事」、「台所、浴室、トイレ等工事」、「外壁等工事」。マンション等においては、「床・壁・天井・開口部等工事」、「台所、浴室、トイレ等工事」、「外壁等工事」であった。

 
 


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