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“和”を追及した新商品「縁の家」発売へ/積水ハウス

「縁の家」外観イメージ

 積水ハウス(株)は24日、木造住宅「シャーウッド」シリーズの“和”を追及した新商品「縁の家(ゆかりのいえ)」を発売すると発表した。

 同社では、外観や内装に「和テイスト」を取り入れ、本格的な“和”のしつらえを希望する顧客が増えているとして、“和”の美を追求した「縁の家」を開発、高級ブランドとして販売していく。

 「縁の家」は、緩やかな4寸勾配の切妻屋根を特長とし、切妻面の屋根側面の破風意匠は今までより厚みを薄くし、すっきりとした水平ラインと落ち着きのある外観を表現した。
 外壁には、塗り壁風吹きつけ塗装を新たに導入し、軒下を利用した半戸外空間等を提案することで“和”の邸宅感を演出する。

 室内に土間を積極的に活用し、住む人の動線や風の通りなどを考慮、居心地の良い空間を創出。
 襖や障子などを用いて室内を場面により用途を使い分け、居間へのアプローチに広縁を取り入れる等の工夫を行なっている。
 また、床板や建具などのインテリアには、自然素材の「樺桜(かばざくら)」を用意し「縁の家」の魅力を引き出している。

 販売価格は3.3平方メートル当たり62万円、販売地域は沖縄県を除く全国。発売は4月28日から。販売目標は月50棟をめざす。

 同社では、「縁の家」の発売により“和”の住宅ラインアップを充実させ、幅広い顧客に「和テイスト」の住宅を提供し、「シャーウッド」シリーズのブランド向上と拡販を図るとしている。


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