ワンズ（株）（横浜市神奈川区、代表取締役：牛迫敬太氏）の運営する全国不動産ネットワーク「ワンズON」の第5回ビジネスカンファレンス（全国大会）が5月30日、横浜・赤レンガ倉庫で開かれ、今年度の活動方針や新商品が発表された。
総会では、冒頭、ネットワークが今年取り組むべきテーマ「チーム・シンキング（みんなで考える）」が発表された。牛迫社長は「不動産業は人間業という考えは、不動産流通業が生まれてから今もなお変わらない。ITの発達で情報が溢れかえっている時代こそ、スタッフの発想力、創造力、思考力を結集し、企業の営業活動の中心に据えていく必要がある」と語り、この考えに基づいた新しいサービスを発表した。
まず、ブレーンストーミング、ロールプレイ、プロジェクト・プログラム作成など、考える力を養うための研修を、ワンズONメンバー向けに7月から実施する。また、ワンズONメンバー同士の双方向性を重視した新しいウェブサイト「ワンズON 2.0」を立ち上げる。同サイトでは、会員企業のホームページ作成をサポート。各会員の物件サイトをリンクしたポータルサイトを運営するほか、個々の会員からの相談にスタッフや他の会員が答えていく「インフォメーションセンター」機能、営業ツール販売機能などを持たせている。
また、ワンズONメンバーが全国185社まで拡大したことから、各エリアのメンバー同士が幅広く交流するための「エリアミーティング」を発足。全国を9つのエリアに分け、それぞれのエリアでの市況・営業情報の交換、合同研修会・セミナーの開催、メンバー拡充活動などを展開する。