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建設工事受注高、2ヵ月連続の増加/国交省

 国土交通省は10日、平成19年5月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 建設工事受注高は4兆569億円(前年同月比7.4%増)で、2ヵ月連続の増加。うち元請受注高は2兆7,451億円(同14.8%増)で、2ヵ月連続の増加、下請受注高は1兆3,119億円(同▲5.2%)と3ヵ月ぶりに減少した。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は4,732億円(同3.9%増)で3ヵ月ぶりに増加。民間などからの受注高は2兆2,719億円(同17.3%増)と2ヵ月連続で増加した。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は4,378億円(同2.8%増)。うち、「国の機関」からは1,455億円で(同46.4%増)、「地方の機関」からは2,923億円(同▲10.5%)となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は6,259億円(同63.5%増)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,975億円(同25.5%増)で10ヵ月連続の増加となった。


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