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北海道初、「緊急地震速報配信システム」をマンションに導入/東急不、東建

 東急不動産(株)と東京建物(株)は7日、両社が開発中の大規模マンション「ブランズ札幌桑園駅前」(札幌市中央区、総戸数:181戸)に北海道のマンションとして初めて、全戸に「緊急地震速報配信サービス」を導入すると発表した。

 同システムは、地震発生後、気象庁から提供される緊急地震速報をマンション内にある受信設備が受信。地震データを解析し、物件の震度や大きな揺れが到達するまでの時間を予測し、各住戸のインターホンにテレビモニター画面および音声で警報を発信するというもの。
 2005年に起きた北海道十勝沖地震では、負傷原因の約5割が家具類の移動・転倒によるものと推測されており、同システムの導入により、地震発生までの時間で、比較的安全な空間に移動するなど、安全性確保の喚起をめざす。


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