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2011年までの長期経営計画策定、当期利益380億円が目標/森ビル

 森ビル(株)は11月29日、長期経営計画「Tomorrow Scape 2011+5」を策定したと発表した。

 同計画は、東京の国際競争力向上のため、都市再生を強力かつスピーディーに推進することをめざし、2007年度~2011年度までの長期経営計画として事業方針策定したもの。

 事業戦略として(1)コア事業である不動産開発事業(「赤坂タワーレジデンス」「赤坂一丁目計画」他3プロジェクト)の推進、(2)海外展開の推進(「上海環球金融中心」)、(3)ソフト事業の強化、を挙げている。

 財務戦略として(1)機関投資家との提携と開発型SPCの活用、(2)物件・プロジェクトの「選択と集中」、(3)リート事業の拡大、(4)海外事業の出口戦略、(5)優先株の発行、を挙げている。

 なお、数値目標については、2011年度営業利益720億円(07年度予想値比71.8%増)、経常利益390億円(同54.2%増)、当期利益380億円(同63.8%増)、債務償還年数9年、自己資本比率27%、長期優先債務格付けAフラット以上の取得を掲げている。
 


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