プロロジスは11日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク岩沼I」（宮城県岩沼市）の起工式を執り行なった。
建設予定地は、仙台空港から至近の「岩沼臨空工業団地」内の一画にあり、仙台空港から約2km、仙台中心部からは約13km、仙台港から約18kmの好立地。また、仙台東部道路、仙台空港ICから車で数分と宮城県内だけでなく東北地方全体への戦略的物流拠点としての利用が見込まれている。
同施設は、鉄骨造地上2階建て、敷地面積4万5,704平方メートル、延床面積4万3,867平方メートル。1階には南北で計92台分のトラックパースや、荷物用エレベータ8台、垂直搬送機16台が設置されている。
8区画までの分割利用が可能となっており、それぞれの区画ごとに独立したエントランスやオフィススペースを設けることができる。また、建物外周に大型車両が走行可能な道路を整備するほか、トラック待機スペース、施設従業員向けの専用駐車場、バイク置き場、駐輪場も確保する。
同施設を含め、同社が県内で開発、取得、運営中の施設は計7棟（計画中を含む）となる。竣工は2008年10月を予定している。
また、同施設の隣接地では「プロロジスパーク岩沼II」、宮城県黒川郡富谷町には｢プロロジスパーク富谷II」の開発計画も進んでおり、共に入居企業を募集している。