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長野の分譲マンションで不適正工事が判明/アーネストワン

 (株)アーネストワンはこのほど、販売を行なっていた分譲マンション「サンクレイドル佐久平」(長野県佐久郡、総戸数49戸)において、施工会社による不適正工事が判明したと発表した。

 同物件は、2008年2月25日、長野県から不適正工事が行なわれた可能性があると指摘を受けたことから、販売を中止。同月27日、県立会いのもと現地調査を行なったところ、梁の一部でコア抜きによる鉄筋切断の事実を確認。すべての梁の検査を実施した。

 その結果、施工会社である東武建設(株)より、強度上問題があるため、解体も含めた対応を検討する旨申し入れがあったというもの。

 同物件は、すでに2戸の引き渡しが行なわれており、これらについては瑕疵・債務不履行による解除交渉を申し入れる。また、契約済み住戸3戸については契約解除を行なうほか、顧客への損害補償も行なっていく。


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