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首都圏中古マンション成約件数、3ヵ月ぶりに前年割れ/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は12日、東日本レインズにおける4月の市況動向を発表した。

 4月の首都圏中古マンション成約件数は2,404件(前年同月比▲0.5%)と、3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。都県別では、東京都1,140件(同2.8%増)、埼玉県299件(同▲13.8%)、千葉県333件(同6.3%増)、神奈川県632件(同▲2.7%)。

 成約単価は1平方メートル平均で40万9,700円(同7.6%増)と、3ヵ月連続で上昇したものの、上昇率は1ケタ台にとどまっている。都県別では、東京都53万3,200円(同6.0%増)、埼玉県25万9,500円(同9.8%増)、千葉県25万3,300円(同4.0%増)、神奈川県36万6,000円(同6.9%増)と全都県で上昇した。
 
 首都圏の成約平均価格は2,661万円(同10.8%増)と2ヵ月ぶりの2ケタ上昇。成約平均専有面積は、64.96平方メートル(同2.9%増)と、3ヵ月ぶりに64平方メートル台に下がった。

 また、首都圏戸建の成約件数は939件(同▲2.5%)で14ヵ月連続の減少。成約平均価格は3,603万円(同▲4.5%)で、3ヵ月ぶりの上昇だった。


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