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4月の建設工事受注高、2ヵ月連続の減少/国交省調査

 国土交通省は10日、平成20年4月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 同月の建設工事受注高は3兆852億円(前年同月比▲12.1%)で、2ヵ月連続の減少となった。このうち、元請受注高は2兆481億円(同▲12.1)で6ヵ月ぶりの減少。下請受注高は、1兆371億円(同▲12.0%)と7ヵ月連続の減少となった。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は3,768億円(同1.4%増)。民間などからの受注高は1兆6,712億円(同▲14.7%)で、4ヵ月ぶりの減少となった。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は3,224億円(同0.1%増)。このうち、「国の機関」からは1,514億円(同▲12.3%)と7ヵ月ぶりの減少、「地方の機関」からは1,710億円(同14.3%増)で、3ヵ月ぶりの増加となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は4,198億円(同▲20.1%)で、4ヵ月ぶりの減少。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,597億円(同2.0%増)で3ヵ月ぶりに増加した。


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