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負債総額325億円、リプラスが破産申請

 (株)リプラスは24日、東京地方裁判所に自己破産を申請した。負債総額は、約325億7,057万円。

 同社は、グループ会社とともに、賃貸住宅に関する滞納家賃の保証サービス事業や少額短期保険事業を行なうレントゴー保証、不動産私募ファンドのアセットマネジメント事業、REIT事業を中核に据え、事業展開してきた。

 しかし、サブプライム問題に端を発した不動産市況の急激な変化等で、資金調達が困難化。ファンド活動が不活性化し、フィー収入も大幅に低下。2008年6月以降レントゴー事業における代位弁済の支払いの遅延が発生したことを皮切りに、資金繰りのめどが立たなくなったことから、破産を申請したもの。

 今後については破産管財人の下で清算手続きが進められていく予定だが、レントゴー事業についてはスポンサー選定のうえ、事業を譲渡する予定という。


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