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改正建築士法・建設業法についてなどのセミナー開催/IHIO

主催者あいさつをする同協会 総務委員会 委員長の岡田正廣氏

 輸入住宅産業協議会(IHIO)は28日、「建築関連の法改正及び住宅瑕疵担保責任保険並びに建材、住宅設備機器産業ガイドラインセミナー」を、サンシャインシティ内ワールドインポートマート6階・MIPRO会議室(東京都豊島区)にて開催した。

 セミナー冒頭、同協会 総務委員会 委員長の岡田正廣氏(スウェーデンハウス(株)・渉外担当部長)は、「長期優良住宅を、社会的資産として増やしていくためにも、目まぐるしく変わる法改正に対する適切な対応が重要。今回のセミナーを役立てていただきたい」と述べた。

 セミナー第1部は、同協会 品質向上委員会 委員長・関 弘典氏((株)東急ホームズ・技術開発部部長)を講師に「住宅・建設関連の法案制定・改正について」というテーマで開催。11月28日より施行される改正建築士法・建設業法の概要、それに基づいて(社)住宅生産団体連合会が国土交通省に質問した内容とその回答を紹介した。また、新たに義務化される重要事項説明の内容や竣工図作成と保管方法などの注意点について取り上げた。

 続く第2部では、同協会が23日に取次業務契約締結を発表した、ハウスプラス住宅保証(株)の営業企画部部長・水野孝俊氏により、2009年10月1日に施行される特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律(住宅瑕疵担保履行法)に対応した「ハウスプラスすまい保険」の保険内容や手続きの説明が行なわれた。
 なお、11月より本格的な取次ぎを開始する予定。

 第3部では、経済産業省製造産業局 住宅産業窯業建材課 企画官・小野 正氏が、今年3月に同省が発表した「建材・住宅設備産業取引ガイドライン」についてを解説。策定背景、概要、ベストプラクティスについて紹介し、親・下請事業者ともに求められる取引形態を説明した。


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