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ディックスクロキが民事再生法申請、負債総額181億円

 (株)ディックスクロキ(福岡市中央区、代表取締役社長:板倉雅明氏)は14日、福岡地方裁判所に民生再生手続きの申立てを行なった。負債総額は、181億3,100万円。

 同社は、1984年設立。賃貸マンションの開発から管理までを一貫して受注するシステムを中心に展開。2000年には、ジャスダック市場に上場。不動産ファンドや富裕層向けの開発物件販売が伸長していた。

 しかし、サブプライムローン問題による金融市場の混乱により、今春以降、契約済み物件の解約や販売予定先の破綻等から販売先が限られるようになり、今秋以降は物件売却による資金ねん出も困難になっていた。

 さらに、不動産管理事業ではサブリース物件の家賃と敷金の逆ザヤが拡大。資金繰りが圧迫する要因となった。これらを打開するため、他社との提携による資本増強等を模索していたが、成果が上がらなかったため、民事再生の申請に踏み切った。


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