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11月の建設工事受注高、再び3兆円台に低下/国交省調査

 国土交通省は9日、平成20年11月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 同月の建設工事受注高は3兆8,306億円(前年同月比▲4.5%)と、先月の増加から再び減少。このうち、元請受注高は2兆4,425億円(同▲14.4%)、下請受注高は1兆3,880億円(同19.8%増)となった。

 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は7,285億円(同▲12.7%)と先月の増加から再び減少、民間等からは、1兆7,141億円(同▲15.1%)と4ヵ月連続の減少。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は6,621億円(同▲13.9%)。このうち、「国の機関」からは2,273億円(同▲10.9%増)、「地方の機関」からは4,349億円(同▲15.3%)となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は4,228億円(同▲26.1%)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,546億円(同▲8.8%)だった。


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