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東京・代官山の「リパーク」でカーシェアリングサービス開始/三井不販

「三井のリパーク代官山フォレスト」に設置された「CARECO」ブース。右の車が、富士重工業の電気自動車

 三井不動産販売(株)は22日、三井物産の100%出資子会社、カーシェアリング・ジャパン(株)(東京都渋谷区、代表取締役社長:佐藤秀之氏、以下CSJ)との提携によるカーシェアリングサービス「careco」を、時間貸駐車場「三井のリパーク代官山フォレスト」(東京都渋谷区)で開始する。

 「careco」は、CSJが展開する、会員制のカーシェアリングサービス。30分単位での利用を可能にしたほか、パソコン・携帯電話での利用予約・利用手続き、利用頻度に応じた割引などで差別化していく。すでに数ヵ所の「リパーク」への設置を検討しているほか、三井不動産(株)のマンション駐車場、商業施設「ららぽーと」駐車場などへの設置など、三井グループとの連携を強化。今後も、23区内を中心にサービス拠点を増やし、初年度中に100台を運用する。

 「代官山」では、全85台の駐車スペースのうち、2台を「careco」用スペースに割り当てた。同サービスでは、カーシェアリングの普及とともに、ハイブリッドカーや電気自動車を積極的に使用することで、地球環境に貢献するとしており、4月にも富士重工業(株)が開発した電気自動車を配置する予定。

 なお、同サービスを利用するには、入会金4,980円、月額基本料金1,980円に加え、30分590円の時間料金と、1キロ走行あたり20円の距離料金が必要となる。


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