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首都圏サラリーマンの通勤時間、「理想」は34分、「現実」は60分/アットホーム調査

 アットホーム(株)は20日、「通勤」の実態に関する調査結果を発表した。勤労感謝の日に合わせ実施したもの。首都圏1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住で都内に勤める20~50歳代の既婚(妻と同居している)男性サラリーマン600人に、携帯電話を使って調査した。

 片道の通勤時間は、最短0分、最長2時間30分、平均は60分だった。一方、「理想」は、最短0分、最長1時間30分まであり、平均は34分と、現実のおよそ半分となった。

 また、平均通勤時間を年代別、持家・賃貸別で比較したところ、20~40歳代は、持家と賃貸の差は3分以内だった。50歳代は賃貸55分に対し、持家は68分と13分も長く、また20歳代の持家の53分とは15分も差があり、最近購入した若い世代ほど都心近くに住めるようになっていることがうかがえた。

 なお、通勤にかけられる時間の限界は、最短15分、最長3時間、平均1時間28分。通勤1時間当たりの価値は、最多回答が「1,000円」の17.8%、平均は8,086円となった。


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