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居住用賃貸物件の成約数、6ヵ月連続のマイナス/アットホーム

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は21日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2009年11月期の首都圏の賃貸物件市場動向を発表した。

 同月の物件登録数は、居住用が3万6,874件(前年同月比4.2%増)と、前年同月比が再びプラスに。事業用が4,093件(同▲5.3%)と、前年同月比7ヵ月連続のマイナスとなった。

 居住用物件の成約数は1万5,063件(同▲11.1%)と、6ヵ月連続のマイナス。
 エリア別では、東京23区6,538件(同▲15.9%)、東京都下1,184件(同▲0.2%)、神奈川県4,901件(同▲7.0%)、埼玉県1,304件(同▲2.2%)、千葉県1,136件(同▲18.1%)。東京23区は3ヵ月連続の2ケタ減となった。
 タイプ別では、マンションはファミリー向け、アパートはシングル向けが不振となった一方、カップル向けはマンション・アパートともに堅調に推移した。

 1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,660円(同0.4%増)と、3ヵ月ぶりのプラス。アパートが2,040円(同▲2.4%)と2ヵ月連続のマイナスとなった。
 1戸当たりの成約平均賃料はマンションが9万9,800円(同▲0.9%)と、3ヵ月連続のマイナス。アパートが6万5,900円(同2.5%増)と、2ヵ月連続のプラスとなった。

 新築・中古別では、新築マンションが10万3,900円(同▲10.1%)、中古マンションが9万9,200円(同1.5%増)、新築アパートが7万5,700円(同2.0%増)、中古アパートが6万4,300円(同2.7%増)。新築マンションでは前年同月比2ケタの下落が続いているものの、中古マンションは再び上昇。アパートは、ニーズがシングルからカップルにシフトした結果、新築・中古とも上昇した。


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