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首都圏中古マンション成約価格、6ヵ月連続の上昇/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、10年6月度の首都圏新築戸建住宅および中古マンションの登録・成約価格について発表した。同社の全国不動産情報ネットワークにおける登録物件(新築戸建5,434件、中古マンション1,334件)と、成約物件(新築戸建 1,262件、中古マンション497件)の価格についてまとめたもの。

 新築戸建の登録価格は、首都圏平均で3,081万円(前年同月比▲2.2%)と24ヵ月連続のマイナス。成約価格は1戸当たり3,123万円(同▲5.1%)で22ヵ月連続のマイナスだが、前月比では0.1%とわずかながら上昇した。価格の高い東京23区の平均価格が上昇に転じたため。なお、成約物件の平均価格は、4ヵ月連続で登録物件の平均を上回っている。

 一方、中古マンションの登録価格は、首都圏平均で2,211万円(同14.3%上昇)で7ヵ月連続のプラス。前月比では▲0.9%と、3ヵ月ぶりのマイナスだった。成約価格は2,129万円(同7.3%上昇)と6ヵ月連続のプラス。前月比でも2.0%上昇と3ヵ月ぶりのプラスに。前月下落した神奈川県が回復、成約件数の多い23区が堅調に推移したため。また、1平方メートル当たりの成約価格は34万1,800円(同9.6%上昇)で、6ヵ月連続のプラス。成約物件の1戸当たり平均価格は、3ヵ月連続で登録物件の平均価格を下回っている。


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