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リーシング強化し、平均稼働率97.5%を維持/JEI10年6月期決算

 ジャパンエクセレント投資法人(JEI)は13日、2010年6月期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~6月30日)は、営業収益73億200万円(前期比▲2.6%)、営業利益32億5,200万円(同▲2.9%)、経常利益23億6,700万円(同▲4.8%)、当期純利益23億6,600万円(同▲4.8%)、1口当たりの分配金は1万5,315円(同▲770円)となった。

 空室率の上昇や賃料相場の下落など、オフィスビル賃貸市場の厳しい状況のなかで、リーシング活動を強化し、早期に空室を埋め戻した結果、保有物件全体の当期中の平均稼働率は97.5%を維持。ビル運営・建物管理面では、設備更新に伴うビル機能の向上に取り組み、効果的なテナント満足度向上策を実施し、サービス向上に努めた。一方、不動産売買市場については、優良物件の売買情報が少なく、また、売り手と買い手の価格目線に乖離があることから、売買取引は停滞した。

 次期は、営業収益70億6,300万円、営業利益29億6,300万円、経常利益21億6,400万円、当期純利益21億6,300万円、1口当たりの分配金1万4,000円を見込んでいる。


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