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「Sustainable Forest Gallery 2011~きこりんの森~」開催/住友林業

「Sustainable Forest Gallery 2011~きこりんの森」国際森林年記念ステージで挨拶した、同社代表取締役社長の市川 晃氏(写真中央)、農林水産大臣の鹿野道彦氏(写真右)、および国際森林年国内委員会委員でフリーアナウンサーの草野満代氏(写真左)
「Sustainable Forest Gallery 2011~きこりんの森~」会場内の様子

 住友林業(株)は15~16日の2日間、東京都千代田区の「有楽町イトシア」前にて森林の重要性や同社のサスティナブルな活動を紹介するイベント「Sustainable Forest Gallery 2011~きこりんの森~」を開催した。また、同イベントに先立ち、2011年が国連の定める「国際森林年」であることから、国内森林年記念ステージとして、同社代表取締役社長の市川 晃氏、農林水産大臣の鹿野道彦氏、および国際森林年国内委員会委員でフリーアナウンサーの草野満代氏によるオープニングセレモニーが行なわれた。

 同イベントは、山林環境を保全し国産材を活用することの重要性、さまざまな個性と表情を持つ「木」の魅力や「木の家」の価値を、同社の本業を通じた環境共生への取組みと合わせて紹介するもの。「森」が地球環境保全、生物多様性保全に果たす役割などについて、広く一般の人に知ってもらうことを目的とし、07年より開催。今回で5回目を迎える。

 特設されたドーム型の会場では、写真やクイズ、3D映像などを使い、五感を通じて楽しみながら「森」や「木」の魅力について紹介した。

 記者発表の席、市川氏は「木材の無限の可能性、大切さを企業として発信していきたい。家づくりに関しては、空気や手に触れるところなどといった適材適所に木材を使ってほしい」などと述べた。また、鹿野氏は「木材を再生可能な資源としてだけではなく、木材を使うことがCO2を吸収し、ひいては温暖化防止に繋がるということを理解してほしい」などと話した。


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