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グーグル、不動産検索サービスから撤退。日本ほか世界5ヵ国も

 グーグルは2月11日、グーグルマップ上で提供していた不動産検索機能を停止する。サービスの利用が増加しなかったことが主な原因。
 同サービスは日本のほか世界5ヵ国(米国、オーストラリア、ニュージーランド、英国)で提供されていたが、すべての地域において停止する。
 グーグルマップにおける住所・経路検索やストリートビューなどの機能、不動産に関する広告は引き続き利用・表示できる。

 同社は「多くの物件情報を一度に地図上に表示する」をコンセプトに、2009年7月より米国で同サービスをスタート。日本ではコンテンツパートナー(株)ジアースより物件情報の提供を受け10年8月より提供を開始していた。

 ジアースはサービス開始以降、5ヵ月間で登録不動産会社数6,000社、登録店舗数約7,700社より情報提供を受け、約290万件の物件情報を無料もしくは有料で掲載していた。

 これまでジアースよりグーグルに提供されていた物件情報は、引き続きジアースのサイトで閲覧できる。


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