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戸建分譲事業、販売棟数拡大し増収に/ファースト住建11年10月期第1四半期決算

 ファースト住建(株)は7日、2011年10月期第1四半期決算を発表した。

 当期(10年11月1日~11年1月31日)は売上高77億8,500万円(前年同期比11.3%増)、営業利益6億2,900万円(同▲9.9%)、経常利益6億800万円(同▲10.0%)、当期純利益3億5,300万円(同▲11.1%)。

 主力の戸建分譲事業は、販売棟数拡大のため、積極的に分譲用地を仕入れ、たな卸資産は117億1,100万円(前事業年度末比17.7%増)。また、11年1月には東大阪支店および広島支店を新設。販売棟数は315棟(前年同期比18.0%増)となった。
 一方、収益性の面では、景気が弱含みで推移したことや、住宅着工棟数増加などに伴い競争環境が強まったことなどによって、前年度に比べて販売価格がやや低下した。

 なお通期については、売上高412億円、営業利益44億2,000万円、経常利益43億2,000万円、当期純利益25億円を見込んでいる。


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