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中期環境行動計画「エンドレス グリーン プログラム 2013」を開始/大和ハウス工業

 大和ハウス工業(株)および同社グループ各社は29日、2020年を見据えた、住宅や建築物のライフサイクルにおける「環境負荷ゼロ」に挑戦する「環境中長期ビジョン2020」と、その達成に向けた11~13年度の中期環境行動計画「エンドレス グリーン プログラム 2013」を策定した。

 「エンドレス グリーン プログラム 2013」では、「環境と経営の融合」をテーマに、「ECOプロセス」・「ECOプロダクツ」の両面から地球温暖化対策への挑戦を行ない、省CO2先導事例の創出と環境配慮商品の普及を推進するほか、生態系に配慮した資源の利用に取り組む。また、新たに「ECOテクノロジー」・「ECOコミュニケーション」を加え、創エネルギーと消費エネルギーが差し引きゼロのZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)・ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の実現に向けた技術開発、地域社会と連携するなどステークホルダーへの効果的な情報発信に注力していく。

 さらに、「環境中長期ビジョン2020」では、20年までにグループ全体の事業活動に伴うCO2排出量を05年度比で30%削減することや、年間に提供する新築戸建住宅の平均で居住時のCO2排出量を差し引きゼロとすることなどを掲げている。

 「エンドレス グリーン プログラム 2013」の概要は、同社ホームページを参照。


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