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マンションリフォームマネジャー制度を見直し/住宅リフォーム・紛争処理支援センター

 (公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、マンションリフォームマネジャー(MRM)資格試験の見直しを行なった。

 マンション専有部分(各住戸)のリフォームが民間事業者の重要な業務領域としてクローズアップされ、また、政府による既存ストック有効活用策の充実が図られているといった背景の中、同資格に対する民間事業者団体等の要望も踏まえ、より実務に即した試験内容を検討、見直しを実施したもの。

 新たな試験制度では、学科I・II試験を統合。これにより、2011年度まで認められていた建築士等の一部学科免除の措置はなくなる。出題分野は5分野で全50問、120分の学科試験を行なう。設計製図試験は、平面図と留意事項説明のみで、試験時間は180分。学科試験のみ、または設計製図試験のみ合格した場合は、従来通り、申請により翌年度および翌々年度まで試験は免除される。

 また、12年度より、新規登録および更新登録制度は廃止。MRM試験合格者であれば、マンションリフォームマネジャーの称号が使用できる。

 詳細は、同センターホームページを参照。


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