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最終益、前年同期比81.2%増の66億4,000万円を計上/パーク24 12年10月期第3四半期決算

 (株)パーク24は30日、2012年10月期第3四半期決算を発表した。

 当期(2011年11月1日~2012年7月31日)の連結売上高は1,020億5,000万円(前年同期比13.8%増)、営業利益126億6,000万円(同45.7%増)、経常利益122億9,000万円(同47.9%増)、当期純利益66億4,000万円(同81.2%増)。

 主力の駐車場事業では、駐車場の総運営件数(月極・管理受託駐車場含む)が1万2,850件(同6.1%増)、総運営台数が47万6,854台(同4.3%増)と伸長。今期は、TONIC(タイムズオンラインシステム)データの分析を通じた既存物件収支改善、電子マネー・クレジットカード等の決済サービス、近隣店舗向け駐車チケット販売など、ユーザーの利便性を高める施策を継続的に実施した結果、売上高825億6,000万円(同9.3%増)、営業利益173億1,800万円(同22.2%増)を計上した。

 モビリティ事業については、レンタカーサービスにおける顧客層の拡大に注力。カーシェアリングサービスでは、ロードサービスが堅調に推移したほか、認知度の高まりから会員数が12万4,622人(同73.4%増)となった。同事業全体の車両台数は3万1,239台(同19.1%増)、うちカーシェアリングサービスの車両台数は4,251台に。結果、売上高196億1,600万円(同34.0%増)、営業損失6億1,700万円(前年同期:営業損失8億4,400万円)となった。

 なお、通期では連結売上高1,390億円、営業利益165億円、経常利益160億円、当期純利益90億円を見込んでいる。


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