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「東京シェア+」2棟目、女性専用最大級のシェアハウス完成/Rバンク

洗面台付きの部屋。41戸のうち7戸用意されている
平均的な7.3畳のの部屋。床は階によって違う
レセプションパーティでは、1階の共用部分のラウンジにあるキッチンで、プロのシェフによる料理教室が開催された

 (株)Rバンクは「繋がり」を意識した賃貸物件「東京シェア+」の完成内覧会とレセプションパーティを開催した。「東京シェア+」の物件としては、東京都荒川区の複合ビルに次いで2棟目となる。

 当物件は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里舎人ライナー「西日暮里」駅から徒歩7分、JR山手線・京浜東北線「田端駅」から徒歩9分の立地。企業の女子寮であった築33年建物を1棟丸ごとリノベーションした、個室41戸の女性専用のシェアハウス。同社では、女性専用に特化した大型物件は本物件が初の事案となる。

 1階にあるオープンキッチンを備えた約40帖のラウンジスペースの他、居住者がヨガやダンスなどの教室を自主開催できるサロンスペース、自宅でも仕事が集中してできるようなワークスペース、ちょっとした料理などができるようなカフェキッチンなど、充実した共用施設を用意した。
 
 平均的な個室の専有面積は11.8平方メートルで賃料は5万5,500~6万3,000円(別途共益費1万5,000円)。各個室にはベッド、ブラインド、照明、インターネット環境を完備した。全41戸の個室のうち、14戸には洗面付き、ミニキッチン付きなどと、今までになかった特長を持たせたつくりとした。1年前に「住みたいシェアハウスはどういうものか」というテーマで20名ほどの座談会を実施し、そこで出た案も取り入れたもの。ターゲットは20~40歳代の社会人女性。かなりの反響を得ていて、すでに入居決定した部屋もあるという。入居開始は早くて10月1日から。

 内覧会と合わせて開催されたレセプションパーティで、代表取締役の藤田将友氏は「今まで10戸程度のシェアハウスが中心だったが、当社は40戸以上の物件も取り扱えるということを、本物件を成功させることでアピールしていきたい」などと述べた。


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