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「大手町フィナンシャルシティ」が竣工/UR都市機構他

「大手町フィナンシャルシティ」外観

 (独)都市再生機構(UR都市機構)が代表施行者、三菱地所(株)が共同施行者として開発を進めてきた複合施設「大手町フィナンシャルシティ」が1日、竣工した。

 同プロジェクトは、大手町連鎖型都市再生プロジェクト第2次事業である大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業として進められてきたもので、にぎわいのある国際的なビジネス拠点としての大手町地区の再生を目指して開発されたもの。
 JAビル、経団連会館、日経ビル解体後の跡地約1万4,100平方メートルの敷地に、特定建築者であるNTT都市開発(株)と三菱地所(株)、東京建物(株)、(株)サンケイビルの4社が「大手町フィナンシャルシティ ノースタワー」を、共同施行者である三菱地所が「大手町フィナンシャルシティ サウスタワー」を建設した。
 
 「ノースタワー」には、地権者として参画した(株)日本政策金融公庫の本社機能が移転するほか、特定建築者が事務所および店舗の一部を賃貸スペースとして取得し運営する。
 一方、「サウスタワー」には地権者とし参画した(株)日本政策投資銀行が本社機能を移転し、三菱地所等が賃貸事務所および賃貸店舗を運営する他、大手町の国際金融機能の強化に向けた業務支援施設として、英語対応可能な聖路加国際病院の分院等を整備する。

 また、1階の外構には最新の環境情報の発信等を行なう「エコミュージアム」を開設するほか、地下1階および1階には飲食店を中心とした27店舗が出店する。
 
 11月1日にグランドオープンの予定。


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