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武蔵野操車場跡地で大型複合開発プロジェクトに着手/大和ハウス工業

JR武蔵野線「吉川美南」駅前大型複合開発プロジェクト完成予想図

 大和ハウス工業(株)は17日、JR武蔵野線「吉川美南」駅前の大規模開発エリア(総面積15.9ha)で、住・商一体の大型複合開発プロジェクトに着手した。

 同プロジェクトは、2012年3月の同駅開業に合わせ、(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構が公開競争入札を実施。同社およびイオンタウン(株)の企業コンソーシアムが落札し、大規模開発を推進することとなったもの。同社が住居エリア(9.92ha)を、イオンタウンが商業エリア(5.98ha)を開発する。

 住居エリアには、戸建分譲住宅296戸、分譲マンション969戸、賃貸住宅9棟、医療・介護施設などを開発。戸建住宅は、「太陽光発電システム」「家庭用リチウムイオン蓄電池」「HEMS」「コージェネレーションシステム」を積極採用し、「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の実現を目指す。幅広い世代が交流できるコミュニティの形成や、医療・介護施設等の併設で豊かな住環境を創出する。

 12月22日に戸建住宅用地第1期分譲を開始。13年夏頃に分譲マンション第1期分譲を開始する。賃貸住宅入居開始は、13年秋頃の予定。


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