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子供の人数多いほど「幸福度」「戸建志向」高まる/タマホーム調査

 タマホーム(株)は3日、夫婦の出産意識に関する実態調査の結果を発表した。全国の既婚者のうち「子供なし」「子供1人」「子供2人以上」の男女各300名、計1,854名を対象に、5月25~27日にウェブアンケートを実施したもの。

 「理想の子供人数」という質問に対し、「2人」(47.2%)という回答が最も多く、「3人以上」も含めると全体の71.8%が「2人以上」という回答結果に。一方で、子供1人を持つ親の6割以上が「2人目の出産をためらう」と回答。「“2人目の壁”は実際に存在する」と感じている人は全体の8割を超えた。理由のトップは「経済的な不安」(85.1%)で、次いで「年齢的な不安」(52.1%)となった。

 2人以上の子供を持つ夫婦は「出産したことに満足」という回答が98.4%に。幸福度も「子供がいない夫婦」は78点(100満点、以下同)、「子供1人持ち夫婦」が83点、「子供2人以上夫婦」が85点と子供の人数が多いほど高まる傾向となった。

 また、「今後住みたいと思う住居」については、子供が2人以上いる夫婦の7割超が「持ち家一戸建て」に住みたいと回答。子供の人数が多いほど、戸建志向が高い結果となった。


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