不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

ZEH仕様標準化の“未来基準の家”「ミライ・クラス」シリーズ発売開始/積水化学工業

鉄骨系住宅外観イメージ
木質系住宅外観イメージ

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは7月1日より、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」仕様を標準化した“未来基準の家”「ミライ・クラス」シリーズの発売を、全国で開始する。

 2階建て鉄骨系住宅「ハイム(パルフェシリーズなど)」と木質系住宅「グランツーユー」で展開する。12年4月に発売した「進・スマートハイム」(大容量太陽光発電システム、コンサルティング型HEMS「スマートハイム・ナビ」、定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e‐Pocket(イーポケット)」の3点セット)をベースに、断熱性能の一層の強化や高効率な設備機器の積極的な利用を図ることで、エネルギー収支のゼロを実現する。

 また、業界最高レベルの空気清浄性能のフィルターを備えた換気空調システム「快適エアリー(鉄骨系)」、「空気工房(木質系)」を標準搭載し、健康的な生活をサポート。さらに、「ハイム」で採用しているハイブリッド耐震構造「ガイアス」など耐震性の高い構造と蓄電システムの標準化により、停電時でも電力を確保でき、万が一の災害での不安で不便な生活を緩和する。

 販売価格は3.3平方メートル65万円台から、販売目標は13年度1,000棟、14年度2,000棟を計画。なお、同シリーズは「平成25年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」の補助金制度に対応可能な住宅となっている。

 詳細は、ホームページ参照。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら