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東京都心5区、ビル空室率は5ヵ月連続改善/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は13日、2013年11月末時点のオフィスビル市況をまとめた。

 東京ビジネス地区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は7.52%(前月比0.04ポイント低下)となり、5ヵ月連続の改善となった。当月は成約・解約ともに大型テナントの動きが少なかったことから、空室面積の解消は約3,200坪にとどまった。

 新築ビルの空室率は16.71%(同0.33ポイント低下)。残っていた空室に成約の動きがあり、一部に満室稼働するビルもあったことや、新規供給がなかったことが低下した要因。既存ビルの空室率は7.35%(同0.04ポイント低下)で、大型成約が少なかったために小幅な動きとなった。

 1坪当たりの平均賃料は新築2万7,055円(同555円上昇)、既存1万6,035円(同8円下落)。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は9.85%(同0.03ポイント低下)。下げ幅は小さいが、8ヵ月連続の改善となった。1坪当たりの平均賃料は1万1,285円(同8円上昇)。


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