不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

13年の近畿圏マンション、販売戸数6.1%増の2万4,684戸に/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は22日、2013年(1~12月)の「近畿圏マンション市場動向」を発表した。

 同年の近畿圏のマンションの新規販売戸数は2万4,684戸(前年比6.1%増)。地域別では、大阪市部0.3%減、大阪府下0.9%減、神戸市部13.8%増、兵庫県下14.4%増、京都市部39.2%増、京都府下42.0%減、滋賀県13.4%増、奈良県11.1%増、和歌山県は281.8%増となった。

 1戸あたりの平均価格は3,496万円(同1.7%上昇)、1平方メートル当たりの単価は50.1万円(同2.0%上昇)でいずれも2年ぶりの上昇となった。月間契約率(平均)は79.6%(同2.7ポイント上昇)であった。翌年繰越の販売在庫戸数は2,260戸(同497戸減)。14年の発売は2万5,000戸を見込んでいる。

 また、13年12月の近畿圏マンション発売戸数は2,405戸(前年同月比26.5%減)。月間契約率は69.9%(同11.2ポイント低下)となり、22ヵ月ぶりの70%割れ。

 1戸当たりの価格は3,328万円(同0.7%上昇)、1平方メートル単価は50万6,000円(同0.8%上昇)となった。戸当たり、1平方メートル単価ともに2ヵ月ぶりの上昇。

 即日完売物件は「ジオ西宮北口ガーデンズ」2期4次(兵庫県川西市、7戸、平均1倍、最高1倍)など2物件12戸。12月末時点の販売在庫は2,260戸となり、前月末に比べて399戸増えた。

 なお、14年1月の発売戸数は1,000戸程度を見込む。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら